今日から俺は!!の実写ドラマも放送されてからしばらく経ちました。
昔、原作を楽しんでいた管理人からすると実写ドラマは上手く実写化出来ていてとっても楽しませてもらいました!
今井監禁回は腹を抱えて笑いました。
昨今はアニメや漫画の実写化はコケるという風潮があり放送前は少し不安もありましたが実際に見てみると本当に面白かったです!
見たことがない方は是非見てみてください。笑えること間違いなしです!!
さて話は変わりますが、今回の記事では今日から俺はに興味を持った方に是非オススメしたい漫画を紹介していきたいと思います。
現代の高校生武士!?道士郎でござる

概要・あらすじ
アメリカのネバダ州から突然、12年ぶりに日本へ帰ってきた主人公・桐柳道士郎。
父親に本物の日本人にすると3歳の頃に何故かアメリカに連れていかれます。
ですが12年後、日本人というより立派な武士として育っていました。
自分が仕えるべき主を探すため
偏った日本知識・信念・桁外れの身体能力を武器に初めての高校学園生活を送ります。
そしてごく平凡な高校生のもう一人の主人公・小坂 健助。
紆余曲折を経て真の仕えるべき主が見つかるまでの間
一時的な主として道士郎が健助に仕えるようになり
その出来事がきっかけで様々な登場人物を巻き込んで読者を笑いの渦に巻き込んでいく爆笑学園コメディーです!!
主人公の道史郎と健介について
概要でも説明した通り桐柳道士郎はアメリカで鍛冶師をしている父親に育てられた立派?な武士です。
曲がったことが大嫌いで喧嘩になった時もまずは名を名乗ってから勝負を始めるのですが
勝負するに値しない外道と判断した相手には問答無用で襲い掛かります。

引用元:道士郎でござる(1)
その上化け物じみた身体能力をもっているため、襲い掛かられる相手が不憫に思えてしまいます(笑)
しかも妙なところで器が小さいです(それに関してかなり笑った話があるので後述します)
ですが信念があり、キャラがブレることがないので見ていてとても清々しい人物です。
小坂 健助は喧嘩なんて一度もしたことないごく普通の高校生です。
ですが心の中ではいつも切れ味抜群のツッコミを吐いています。(中には普通に口に出してしまうことも)

引用元:道士郎でござる(1)
道士郎の影響なのかどんどん物怖じしない(ヤケクソ)性格になっていくので健介の成長もこの作品の見所の一つといえます!!
(最初は普通の高校生だったのに健助も健助である意味とんでもない人物になります!!)
主人公だけじゃない!個性豊かな登場人物
主要人物は魅力的な人ばかりです!
早乙女愛(魂の名前)を名乗っているガタイのいい不良・前島 勇。

引用元:道士郎でござる(1)
最初は道士郎達に突っかかる凶暴な不良でしたが道士郎との出会いで変わります。
早乙女愛という偽名を何故使うようになったのか抱腹絶倒のエピソードがあるので見れば必ず彼を好きになるはず!
近寄りがたい雰囲気を持った薄幸の少女・白瀬 エリカ。

引用元:道士郎でござる(1)
最初はあまり接点がなかったですがある事件をきっかけに仲間になります。
周囲から孤立していてそれでも物怖じしていない1匹狼的な人かと思ったのですが
仲間になってからはどんどん意外な一面が見えてきて、
第一印象からは考えられないくらいギャップがあって魅力的な人物です!
その他の登場人物達も個性の塊のような人ばかりなので印象に深く残ります!!
【ネタバレ注意】好きな話を一つだけ紹介
是非読んでいただきたいのですがどれだけ面白いかひとつだけ腹を抱えて笑った話を紹介いたします。
太田はいい名前だろ?
転校初日から道士郎は大騒動をおこして学校の不良達に目をつけられます。
道士郎の無意識な挑発で不良達に囲まれ襲われて
まず後ろから蹴りつけられます。
ここまではよくある喧嘩のワンシーンですが道士郎は後ろから蹴られた事にブチ切れて
「おのれぇ」
「後ろから蹴るとは…」
「なんと卑怯な…」
「この…卑怯者がァ」
といいながら他にも後ろから襲い掛かってくる不良がいるのにものともせず一発で沈めて
最初に蹴った不良を親の仇かのように執拗に追いつめてトラウマを植え付けました。

引用元:道士郎でござる(1)
それから蹴った不良だけ顔を合わせるたびに何度も
「この卑怯者が!!」
と罵りメンタルを削っていきます(笑)
道士郎が顔を合わせるたびに罵るため学校中の生徒からも「卑怯者」と罵られ始めます。

引用元:道士郎でござる(1)
やけくそになった不良は道士郎に勝負を挑みますが道士郎に
「名を名乗れ」
といわれ大田と名乗って再勝負しますが、体が何回もバウンドするほど殴り飛ばされます。
その後見ていた生徒が「良かったね」と目を潤ませながら慰めてくれます。
そこで
「俺は大田だよ。大田っていい名前だろ。」
と訴えなぜかみんな涙します。
そのできごとから大田は卑怯者から一転、学校の人気者になるという話です。
冷静に考えると大田がした事はそこまで卑怯者と噂される騒ぎになることか?と笑ってしまいました(笑)
健介曰く「道士郎マジック」だそうです。
この話はまだまだ序の口で笑える話がもっと沢山ありますので是非確かめてみてください!!
最後に
単行本も8巻で完結している為、お手軽に読める点もオススメできるポイントです!!
ですが最終回がいきなり来るのでもう少し道士郎達の活躍を見たかったのもあり、個人的には残念な部分でもあります。
でも最終回は心にくるものがあり、上手く話もまとまっていたので読んでも後悔しない面白い漫画だと自信をもって言えます!
これを機会に是非読んでみてはいかがでしょうか?
笑いあり、感動ありの文句なしの学園コメディー漫画でした!!
- 高校生武士が大暴れ
- 個性豊かな登場人物
- 笑いあり涙ありのストーリー(ほぼ笑い)
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