今回は西森先生の作品紹介第2弾です!
第1弾はこちらで紹介しているのでよかったら是非見てください。西森作品が好きな方なら必ず気に入るはずです!
それでは話を戻しますが「お茶にごす」について書いていきます。
優しくなりたい悪魔 お茶にごす
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概要・あらすじ
中学の頃、凶悪な顔・驚異的な戦闘力・敵とみなしたものには一切容赦しない非情さから
悪魔(デビル)まークンと呼ばれ恐れられていた不良・船橋雅也。
血にまみれた学校生活をずっと送ってきた彼ですがそんな生活にうんざりしていて
優しい人間になるため、高校では必ずほのぼのスクールライフをおくると心に決めています。
ですが伝説になりすぎているので当然高校で彼を知らないものはいません。
相棒の山田とともに心機一転新しい部活に入部しようとしますが
どこの部も彼を恐れて入部させようとしませんでした。
ですが唯一、彼の事を見かけだけで判断しなかった人物・姉崎奈緒美。
彼女が部長を務めている茶道部に誘われ、彼女に惹かれた船橋は入部します。
はたして彼はほのぼのスクールライフを送ることができるのか?部長との関係はどうなるのか?
爆笑青春学園コメディーです。
登場人物紹介
悪魔(デビル)まークン 船橋雅也という人物
概要でも書いた通り彼は中学時代、修羅の人生を歩んでいました。
- 絡んでくる奴が出る
- ぶちのめす
- 仲間を連れ復讐しに来る
- 1に戻る
これを繰り返してきましたが余りも強いものだから一度も負けず、伝説になりました。
ですが実は彼から相手に何かをするということはありません。
今までずっと降りかかる火の粉を払っていただけ
なので悪魔なんて呼ばれていますが悪い奴じゃありません。
といいたいところですが
敵と決めた相手には容赦がなさ過ぎて「こりゃ悪魔だわ」となってしまうことも(笑)
ですがそれが彼の魅力だと思います。
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出典元:お茶にごす(1)
人のために本気で怒ったり、物語後半では部長のおかげで
悩み人間的に成長していくのでまさにお茶にごすの主人公といってもいいでしょう!
特に最終回は必見です!
相棒 山田航という人物
恐ろしい外見を持った船橋とは対照的なソフトなイケメン不良の山田。
誤解されやすい船橋をよくフォローしているまさに相棒と呼べる人物です。
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出典元:お茶にごす(1)
本人はよく2枚目のように振舞っていますが
船橋から「1500Wの電子レンジ」と呼ばれるくらい実は切れやすかったり(まークンより実は短気)
鼻からお茶やうどんを垂らしたり濃茶や合宿で喜んだり
茶道の作法で数人で一椀を回し飲みすること。
自分よりイケメンな奴を徹底的に敵視したりなど、かなりお茶目な一面をもっているので非常に好感を持てる人物でした。
特に夏帆ちゃんとの肝試しは本当に笑えるから是非見てもらいたいです!(かなり途中まではスカ…カッコよかったのに(笑))
茶道部部長 姉崎奈緒美という人物
お茶にごすにおいて船橋を変えたといっても過言ではない茶道部部長の姉崎。
作中屈指の聖人+美人で、相手が船橋だろうが質の悪い不良だろうが分け隔てなく接してくれるので彼女に浄化された人物は数知れず!
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出典元:お茶にごす(1)
聖人すぎるが故に、部員たちの行動によく困らせられたりしますが
それでも優しく接しているのもあって作中一番愛されている人物だと思います。
ですが譲れない信念も持っていて中には船橋とぶつかったりするただ優しいだけの人物でないところも彼女の魅力の1つです!
あとは少し天然なところも(笑)
茶道部部員 浅川夏帆という人物
茶道部は他にも沢山部員がいますがその中でも一番キャラが強烈な夏帆ちゃん。
通称凶犬(船橋のみ)と呼ばれるくらい曲がったやつが嫌いで嚙みついていく元気っ子です。
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出典元:お茶にごす(1)
口癖は「バカじゃないの?」
当初は悪魔まークンの噂もあって船橋を部長からまもるために部から追い出そうとしたり、
罵声を浴びせたりなど船橋のことを嫌っていましたが
ただ悪い奴じゃないことを知ってなんだかんだ認めるようになります。
ですがただ悪い奴じゃないことを知っている割に
船橋としょっちゅう喧嘩(ほぼ一方的に)しているのでほんと仲いいなと微笑ましくなることも(笑)
あと走るのが大好きで足がかなり速いです。それに関して面白いエピソードもあります!
他校の恋敵 樫沢 光輝という人物
主人公たちとは違う高校に通っている作中一番イケメンな高校生の樫沢。
お茶にごすのなかでも一番の不幸な目に遭っている人物だと思います。
あるきっかけから部長の事を好きになりますがそれが悲劇の始まりでした…
恋敵故に自分からは何もしない船橋から唯一被害を受けていて(山田からもイケメン故目の敵されている)
「悪魔(デビル)ワード」というトラウマ必須の攻撃を食らってしまいます。
それでも物怖じしない凄い奴なのに
茶道部員に誤解されたり、見せ場がなかったりなど本当に不憫…
オススメエピソード抜粋
熱いエピソード
友達だからな
あるきっかけからアニメ研究会の部長・柏井 卓と親しくなった船橋と山田は3人で一緒に帰ります。
そしたら偶然、中学生時代柏井をいじめていた奴に出くわしてしまい、
昔は悪かったアピールを友達にしたいのか柏井をからかって楽しんでいました。
当然船橋と山田はぶっ飛ばそうとしますが柏井に止められます。
ですが年下の船橋と山田は柏井にため口で話している為
いじめていた奴はその光景を見て更に馬鹿にします。
船橋は柏井のことを友達だからと躊躇なく言います。本当にカッコいい!!
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出典元:お茶にごす(4)
ちょっとビビったいじめていた奴は捨て台詞を吐いて逃げ
柏井は大人な対応を取ってその場は何事もなく済みますが
友達を馬鹿にされたことに本気で怒った船橋と山田は人知れず復讐に行く話です。
ここから先は是非ご自身で確かめてみてください!
爆笑エピソード
バカじゃないの
船橋と山田に追い詰められた2人の不良がいました。
悪事を暴かれてもう後がない2人はヤケクソになり夏帆を含めた茶道部女子部員の2人を狙います。
泣くまでオイタしちゃおうと興奮気味に妄想を膨らませていましたが理想と現実は違いました(笑)
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出典元:お茶にごす(10)
![](https://sa-dai.com/wp-content/uploads/2019/02/o6-2-1.png)
出典元:お茶にごす(10)
囮になった夏帆はキレッキレの一言で不良達を挑発し、逃げます。
挑発に乗った不良2人組は当然夏帆を追いかけますが足が速すぎて全然追いつけません。
そして何度も
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出典元:お茶にごす(10)
何度も
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出典元:お茶にごす(10)
何度も挑発を受け完全に遊ばれています(笑)
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出典元:お茶にごす(10)
果たして結末はどうなったのか?こちらもここから先はご自身の目でお確かめください!
まとめ
単行本は全11巻と一気読みしやすくなっているのもポイントです!
終わりに関しては道史郎でござるよりも更にきれいにまとまっているので西森先生の作品が好きな方は特に、
そうでない方も一度は読んでほしい漫画だと自信をもっていえるのでこれを機会に読んでみてはいかがでしょうか?
はたして悪魔(デビル)まークンは優しい人間になれるのか!?終わり!
- 全11巻
- 悪魔(デビル)まークン成長の物語
- 笑いあり、時には熱いストーリー
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